2019年12月7日、尚美学園大学サッカー場を会場に、
2019関東女子サッカーリーグ1部後期第7節
尚美学園大学vs群馬FCホワイトスター
の試合が、13時キックオフで開催されました。
まだほんのわずかながら、優勝の可能性も残っていた群馬FCホワイトスター。勝って4位以上を確定し、他の結果待ちにしたいところです。
チャレンジリーグ入替戦予選の後に皇后杯関東予選大会や皇后杯1回戦なども戦ったホワイトスター。観戦に行かれなかった間に、監督や選手がいなくなっていました・・・泣
甲斐選手の退団はニュースリリースがありましたが、他の選手や監督の退団はHPでもSNSでも情報なし。入替戦の時にアンクラスやディオッサと比べて横断幕の数が少ないのが気になりましたが、群馬FCはチャレンジリーグに上がるサッカーチームとしての実力以外に、チーム運営や情報管理・発信、サポ獲得においてチャレンジに上がるレベルに達していないと、ここ1年見ていて感じました。チャレンジリーグの例えばアンジュヴィオレ広島さんのHPやグッズ通販ページ、SNSの使い方を見れば一目瞭然です。目の前の結果を追い求める他にも、やらなければいけないことがある。応援しているからこそ、残念でなりません。
群馬FCホワイトスターの円陣。
今まで規定は見当たらない中でオンプレー中の画像は自粛してきましたが、このエントリーに関しては、思うところあって試合中の画像も使用します。
尚美学園大学の円陣。
前期の対戦では7-0の大差でホワイトスターが勝ちましたが、前半に限ればそれほど差はなく、尚美学園大学も2、3度決定機を作っていました。
キックオフ前に体をほぐすFW兼重選手と、GK小髙選手。
ボールを追い掛けるFW佐藤選手。このブログでも何度も紹介していますが、佐藤選手のスピードは関東1部では飛び抜けています。勢い余ってボールを追い越したこともあるくらいです(笑)この日は得点はありませんでしたが、DFラインの裏を何度も突破していました。
数年のケガから復活、今やホワイトスターの戦術に欠かせないピースの1人ともいえる、GK小髙選手。ただ、この日は常に高いラインをとっていたことが仇に・・・。
試合は23分、兼重選手がゴール前で強引に持ち込んでフィニッシュ。群馬FCホワイトスターが先制します。
群馬FCホワイトスターの頭脳、DF相沢選手。
テクニックとロングパスの精度に秀でた相沢選手ですが、3バックの中央だった時の方が伸び伸びプレーできていたように思います。群馬FCホワイトスターは、開幕当初から超攻撃的3-5-2で快進撃を続け、後期途中の4連敗の最中で4-4-2に変更。ただ、見た目の守備の枚数は増えても、神奈川大学戦で見せた可変式ならともかく、本職でない選手が多数横に並んだ4バックはあまり意味が無いように思います。相沢選手は2CBの左にいることが多いですが、これでは相沢選手の良さを活かせない。
守備的MFの高塚選手。攻守に渡って顔を出し、FKも担当。群馬FCホワイトスターにとって欠かせない選手の一人です。
前半は1-0ホワイトスターのリードで終了。後半開始前の尚美学園大学は、ベンチや応援も含めての円陣。
後半もホワイトスターが押し気味に試合を進める中、49分にDFラインでボールをキープした倉谷選手の後ろで、相沢選手と尚美学園大学の選手が衝突。これでPKを取られてしまいます。
このPKを、小髙選手が方向は読んで手に当てたものの、決められてしまい試合は1-1の同点に。
しかし66分、今度は尚美のゴール前でハンド?の反則があり、このPKを兼重選手が落ち着いてGKの逆に決め、群馬が再逆転に成功します。
相手のドリブル突破に対しスピードでボールを抑える、DF関口選手。
74分、右サイドでつないだボールを最後は兼重選手が決めて試合は3-1に。兼重選手はハットトリック達成。結果的にはこの3得点を加えたことで、関東1部得点王(タイ)となりました。
しかし、この辺りから試合は尚美学園大学のペースに。オフサイドラインをど真ん中で突破された大ピンチは、小髙選手が横っ飛びでスーパーセーブ。
88分、常に高いDFラインとGKの位置を狙い、尚美の選手がロングシュート。一瞬、ブロックに入るのが遅れました。ドライブシュートのような見事な軌道でゴールが決まり2-3、下がりながらジャンプした小髙選手がファーポストに頭をぶつけるアクシデント。鈍い音が観客席まで聞こえましたが(ああいう時は主審は試合止めてちゃんと確認した方が良いと思うんだけど。特に頭は)、多少痛がったままの小髙選手はそのままに試合再開。後で聞いたらめっちゃ痛かったそうです・・・。
後半ロスタイム、同点を狙って前への圧力を強める尚美学園大学。カウンター気味に左に展開されたボールはペナルティエリア前まで運ばれ、MF向井選手が対応しますが、これがファールをとられ痛恨のPK献上。
このPKを決められ、試合は土壇場で3-3同点に。仕方ない面もあったにせよ、1試合で両チーム合わせ3PK。審判が悪目立ちする試合になってしまいました。
試合はそのまま3-3で終了。2点差を追い着いただけあって、尚美側は勝ったかのような歓喜。
試合後恒例、相沢キャプテンの挨拶。今回はシーズン最後の挨拶でした。
勝ち点1を上積みしたのみで、群馬FCホワイトスターの2019年関東女子サッカーリーグ1部への初挑戦は、5位で幕を閉じました。
優勝した早稲田大学を上回る14試合39得点という圧倒的なリーグトップの攻撃力を持ちながら、失点も尚美の次に多い31失点。ハイラインの布陣乍ら綻びが少なかった前半戦から一転、メニーナ戦(A)の0-8やレッズLユース戦(A)4-5に見られるような、集中が切れての大量失点。また、この日のような狙ってPKを取りに来た相手に対して思惑通りPKを与えてしまう脆さ。大一番のチャレンジリーグ入替戦予選でも出てしまいました。途中で監督もいなくなり、来シーズンは上積み無しでまたやり直しなんでしょうか。
得点ランキング。島田選手に追い着いた兼重選手が得点王タイに。佐藤選手も1得点差でランク3位。スピードタイプの佐藤選手と万能型の兼重選手は相性も良いように見えました。来シーズンも揃って残留してくれれば、再びリーグ屈指の2トップとして得点を量産してくれるでしょう。
兼重選手にお願いして、1枚。得点王おめでとうございます。
小髙選手にお願いして、1枚。大量失点の試合は小髙選手欠場時のものも多く、またフィールドプレイヤー同様のロングパスや組み立て参加で攻撃面にも多大な貢献。パルセイロレディースでは見ることが出来なかったプレー、1年間観戦させてもらいました。お疲れ様でした。
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