2020なでしこリーグ2部の見所(関東編)

こんにちは。下忍です。

これを書いている2020年3月20日未明の時点では、新型コロナウイルスの影響でなでしこリーグ(1部・2部)、チャレンジリーグは開幕が延期となり、先行きが全く見通せない状況です。

ファンサも練習見学も中止。昨年の開幕前は某プレシーズンマッチ2試合、交流戦などなど色々と見所もあったんですが、今年は地元新聞の報道で結果が伝えられる程度。チームからの広報では、プレシーズンマッチの開催場所も、相手も、結果も伝えられません。3月17日の信濃毎日新聞朝刊では、佐久市総合運動公園陸上競技場での練習試合の結果が掲載されました。なんでチームから出さないんだろう?

愚痴ばっかり言ってても仕方ないんで、ブログのネタも無理やり捻り出すことにしました。パルセイロレディースに過去在籍していた選手を中心に、各チームの注目選手(下忍の偏見に基づいた)を紹介していこうかなと思います。先ずは関東近郊の7チームから。

※プレー中の画像は、なでしこ交流戦と皇后杯(2017年~2019年開催)の画像です


【ちふれASエルフェン埼玉】

本拠地:埼玉県飯能市

昨年成績:2部リーグ3位、2部リーグカップ準優勝、皇后杯ベスト4

チーム:

昨年の皇后杯での勝ち上がり通り、選手層や練習環境など2部屈指の実力を持つ。ベテランの荒川選手や福元選手、上辻選手や薊選手らがチームを支え、長野選手や木崎選手など世代別代表で日の丸を着けた若手も主力を担う好チーム。

注目選手:

木下栞選手。2019年からエルフェン加入。移籍2年目の今年、背番号が16→2、薊選手と副キャプテンの重責も担うことに。パルL時代は守備的MFでの起用が多かったが、現在は再びCBでの起用が増えている。

中村ゆしか選手。2018年シーズンに1年だけパルLでプレー、2019年に古巣エルフェンに復帰。サイドからの仕掛けは健在。先発でも途中出場でもチームの攻撃を活性化する。


【FC十文字VENTUS】

本拠地:埼玉県新座市

昨年成績:チャレンジリーグEAST1位、皇后杯地域予選敗退(関東2回戦)

チーム:

EAST・WEST混成の順位決定戦でも1位となり2部昇格。チームとして初めての2部での戦いに挑む。昨シーズン途中で得点源の野口選手が海外移籍したものの、10番鳥海選手を中心とした攻撃は要注意。

注目選手:

村社汐理選手。パルLからエルフェン、辿り着いた十文字でレギュラーとなり2部昇格に貢献。今シーズンは3人いる副キャプテンの1人。エルフェン時代は社長秘書を務めていたらしい。※画像は十文字公式HPから

内田好美選手。新加入ながら同じく副キャプテンに。2019年にパルLから移籍したつくばFCでは、中盤の大黒柱としてレギュラーシーズン全試合に出場。正確なFKも注目。Twitter再開してくれないかなあ(笑)


【オルカ鴨川FC】

本拠地:千葉県鴨川市

昨年成績:2部4位、2部リーグカップグループA4位、皇后杯ベスト16

チーム:

昨シーズンは開幕4連勝で序盤の主役となるも、4位で昇格を逃した。台風15号、19号の被害がチームにも大きな影を落としたが、2020年に再起を誓う。

注目選手:

村岡真実選手。世代別代表の常連。高さ・スピード・技術を併せ持つ攻撃の万能選手。昨年はサイドバックで使われた時期がありながら5得点。今年は登録もFWに戻り、最前線で能力を存分に発揮する。

深澤里沙選手。長年ジェフレディースの背番号10を背負ったベテラン。2019年に移籍したエルフェンでは出番に恵まれず、今年オルカ鴨川に移籍。


【スフィーダ世田谷FC】

本拠地:東京都世田谷区

昨年成績:2部7位、2部リーグカップグループA3位、皇后杯2回戦敗退

チーム:

なんで7位。2019年筑北サッカー場改修のこけら落としプレシーズンマッチの際に相手をしていただき、0-4でボコられたのが記憶に新しい。パルLの守備がザルだったのもあるけど・・・。

注目選手:

瀬野有希選手。日体大から新加入。長短のパス精度や当たり負けしない守備に注目。主戦場は守備的MFだが日体大時代にはCBもこなしていた。


【日体大FIELDS横浜】

本拠地:神奈川県横浜市

昨年成績:1部10位、リーグカップグループA5位、皇后杯ベスト8

チーム:

昨年、パルLとは5試合対戦。降格までお付き合いし一蓮托生の仲。大学チーム特有の選手層の異常な厚さと試合日程の複雑さをこなしながら、1年での返り咲きを狙う。

注目選手:

関口真衣選手。圧倒的なエアバトルの強さを誇る日体大の守備の要。昨シーズンの対戦では、どちらかというと後半に攻略の糸口が見られたが、今年はどうか。

毛利美佑選手。90分を走り切る運動量と、ファウルをも辞さない激しいマンマーク気味の守備が持ち味のサイドバック。今シーズンから背番号6に。

福田まい選手。世代別代表にも選出されるGKだが、2019年はケガもあってか出場したりしなかったり。日体大は昨年と同じ3人がGK登録だが、3人とも背番号が入れ替わっている。福田選手は1→30に。


【ニッパツ横浜FCシーガルズ】

本拠地:神奈川県横浜市

昨年成績:2部5位、2部リーグカップグループA2位、皇后杯ベスト16

チーム:

昇格を狙い大幅な補強を行うも、チグハグな試合もあり中位でフィニッシュ。今年は高校、大学、移籍組と満遍なく補強。

注目選手:

望月ありさ選手&坂本理保選手。説明不要、パルLの守備の要だった2人。坂本選手は移籍2年目の今年、キャプテンに就任。

沖野るせり選手。常盤木では2年次のサイドアタッカーから3年では中央で攻撃のタスクを一手に担うことに。シーガルズも攻撃は昨年からの組み換えが予想され、その中で存在感を見せることが出来るか。


【大和シルフィード】

本拠地:神奈川県大和市

昨年成績:2部8位、リーグカップ2部グループA5位、皇后杯2回戦敗退

チーム:

昨年は9位のバニーズと勝ち点で並ぶも、得失点差で入替戦を回避。

注目選手:

濱本まりん選手。パルLでは途中ケガもあって本領発揮とまでいかず。心機一転、シルフィードでの再起に賭ける。コンビを組むであろう他のFWは長身の選手が多く、お互い役割を補完できれば攻撃力アップになるかも。


後半にあたる「2020なでしこリーグ2部の見所(関西編)」もご覧ください。

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