リーグ戦再開。アルビレディース戦

2022年3月13日、長野Uスタジアムを会場に、

2021-2022 WEリーグ 第13節

AC長野パルセイロレディースvsアルビレックス新潟レディース

の試合が、13時キックオフで開催されました。

以前なら、なでしこリーグ開幕直前のタイミング。今シーズンは約3ヶ月のリーグ戦中断を経ての再開後初のホームゲーム。

新加入選手の旗も。風間選手は復帰。なんか画像が・・・と一部で噂に上ってました。

32岩下選手、33久保田選手は大卒の即戦力との期待があるだろうと思ってはいましたが、2戦連続の先発。前の試合0-4で大敗したところ、守備が本職の2人はどう修正してくるか。

一方、高卒組の34安倍選手と35太田選手。太田選手は先輩2人と同じく2戦連続先発。ベレーザ戦では合流して数日?の太田選手先発はさすがに奇策だと思いましたが、この日もスタメン。もし一貫性を考えての抜擢ならば、よほど期待されているようです。私も自分の記事で昨年のなでしこ2部ベストイレブンに入れた選手なので思い入れはあります。目に見える結果を残せるかどうか。

一方、私がユニを着て行った川船選手はメンバー外ぴえん。オガさんよ~!(魂の叫び)

スタジアム独特の雰囲気を味わうのも久し振り。

橙宴さんのスタグルも久し振り。唐揚げラーメンはバックスタンドで急いで食べ、メインスタンドには肉まんを持ち帰りました。バイトの子がお釣りを間違えて多くしてたので返金しました笑。しっかり~。

この日のUスタには、巡回顔見世興行の旅に出ているトロフィーの展示も。特定タグと共にSNSに投稿した人は福引き参加でき、私は白玉でハズレ賞(ステッカーとメッセージカード)をいただきました。

グッズ売り場の新作&スピードくじ、一応参加。

スピードくじ(1,000円)は、2回引いてリストバンド2つとパーカーが。かさばる笑。でもパーカーで既に投資分は上回ったので撤退。あとは新作のタオマフ(1,800円)購入。そしてランダム形式の巾着購入の戦いへ。500×9で4,500円も使ってた。戦果はまずまず。トレードしていただいた皆様ありがとうございました。

横断幕も増えました。久保田選手のは11って書いてあるから日体大時代のものかな?

いつものようにGK先行練習。GKコーチを長年務めた堤さんが退団し、代わって加入したのはかつてパルセイロトップチームの名物GKコーチだった水谷さん。

田代ヘッドコーチも本拠地初見参かな。誰かが「本田監督に似てる」って言ってたけど、確かに雰囲気有るかも。

五嶋キャプテンを先頭にGK以外の選手も入り挨拶。メインスタンド上段に手を振ってたのは、リザーブ外の選手がいたのかな?

練習風景。

リラックスするのは良いんだけど、ごく一部、若干弛んでいるように見えました。練習の時点であの成功率で、試合で相手を目の前にしてどれだけやれるのか。ちょっと心配の種。

本日のゲームキャプテンは、新加入の岩下選手。ベレーザ戦は久保田選手だったので2試合連続新加入選手がキャプテンマーク。

集合写真を右から左へ。

試合前。

前半開始早々の5分、コーナーからの#20山谷選手のヘディングで新潟があっさり先制。その前もエリア角でフリーを作られて危ない所を肝付選手(この日は守備的MF)のスライディングでCKに。試合の入りが悪い。というか自分たちの布陣を持て余している感。監督の思考に選手のプレーが追い付かないのか、監督がいじくり過ぎるのか。

前半42分に#6大久保選手を投入するなど、人を替え並びを替え、試行錯誤のまま前半は0-0で終了。五嶋選手がゴール前でシュートを止めたシーンがなければ、0-2以上の点差を付けられても不思議ではない不安定な前半でした。

ハーフタイム後に2人目の交代、ワントップを#19藤田選手から#16鈴木選手に代えて後半スタート。

68分、#11三谷選手と#33久保田選手に代えて、#10瀧澤千聖選手と#25奥津選手を投入。

76分、交代選手が見事な活躍。

奥津選手がサイド深くで起点を作り#2肝付選手へ。肝付選手のクロスを瀧澤千聖選手がヘディングで斜め前に落とし、走り込んだ奥津選手がGKの鼻先でループシュート!これが見事に決まってパルセイロレディースが同点に追い着きました。

日体大で4年間一緒だった橋谷選手と仲の良い奥津選手。試合に臨む時は互いに背中を叩いたりして気合を入れるシーンも見たことがありますが、先日橋谷選手の長期負傷離脱のニュース。橋谷選手の分も気合が漲るガッツポーズ。

リザーブや交代で戻っていた選手、メインスタンド上段と喜びを分かち合うようなハグと再びのガッツポーズ。

同点になった辺りから、新潟も交代が慌ただしくなってきます。

本日の入場者数、875人。少ない。見た感じ1,000人はいけるかなあと思ってましたが甘かった。結構前に書いた、何が何でもパルセイロレディースの応援に来てくれていた人が、数年前なら1,300人くらい。降格や主力の放出、コロナ、なでしこ2部での1年間、秋春制に伴う空白期間を経て、底は抜けたと考えて良いでしょう。2部で戦った2020年を除けば、Uスタ開催で1部昇格した2016年以降で初めての3ケタ。これに危機感持たずにどうしろって?トップのシーズン開幕(アウェー北九州)と被ったのを考慮に入れても、知ってる人でこの日いなかった人が何人もいました。

そんな中でもボランティアに24人。ありがとうございます。試合終了後にメインスタンド自由席の真ん中、前から3列目辺りにタオマフ落ちてたのでボランティアさんに預けておきました。落とした方は問い合わせてみてください。

82分、新潟にアクシデント。70分から途中出場していた#8石淵選手が負傷交代、#9児野選手が急遽出場。石淵選手のケガが軽い事を祈るのみです。

86分、#6大久保選手の左コーナーキック。ファーで#2肝付選手がヘディング。新潟のGK平尾選手がギリギリ弾き出しますが、#3五嶋選手が詰めてゴール!パルセイロレディースが逆転に成功します。

しかし新潟も最後の意地。ロスタイムに入った頃でした。

オフサイドでの間接FKをGKが大きく蹴り、ヘディングで繋いでゴール前へ。児野選手の前に飛んだボールは五嶋選手がサイドにヘディングで逃げようとしましたが、これを#17滝川選手がダイレクトで中央へ折り返し。中央に入ってきた新潟の#26武田選手がシュートも再び五嶋選手がブロック。しかしこぼれ球は児野選手に。左に流れていくボールを転びながら振り抜いたシュートは逆サイドネットに突き刺さり、新潟が同点に追い着きました。日体大時代にも痛い目に遭いましたが(2019春Uスタでのハットトリックなど)、本当に見事な決定力。2019年は何度も対戦機会があり、試合後に写真を撮らせてもらったこともあるのですが、こんなにほんわかしている選手からあんなにエグいシュートが飛んでくるのが不思議。

試合はそのまま2-2で終了。

2-2という結果の中で、良かった点もあれば課題も多く残った試合だったと思います。最後の失点も色々と対応の拙さが重なってしまった形。他にも前半の混乱した状態、調子が悪そうな選手、肝付選手が3度4度とパスを呼び込む長めの走りを見せても、サイドでフリーでボール持ってる選手からパスが出て来ないなどなど。また理念推進日を挟んでしばらく試合がないパルセイロレディース。新加入選手を加えた中で、何度かセットプレーを太田選手に合わせようとしていたり、意図は見えるんですが、あとはきっちり形にできるか。あとはやはり守備。策士策に溺れるになるかどうかは、策士本人ではなく試合に出ているプレーヤーに掛かっている部分もあります。

戦い終わればノーサイド。

長野が古巣の滝川選手が長野のゴール裏に挨拶に行ったり、奥津選手と児野選手のスコアラー同士(藤枝順心→日体大と7年間一緒かな)が健闘を讃え合ったり、順心時代の後輩岩下選手や先輩の大久保選手が児野選手に声を掛けたり。和やかな時間でした。

そんな中、コロナ禍で(それ以外の事情も聞こえてきますが)早々にスタッフが選手を引っ込めたのは今シーズンずっとですが少し残念です。それと、スタンドから某選手に何かを渡したコロナ禍ルール破りのオッサンがいたのが残念。確か2020シーズンにも同じことして私含めた周囲のサポーターに酷く叱られたオヤジですが、全然懲りてねえ。今回は止められませんでした。ああいう肝心なところは見てないのねスタッフゥー。

下忍のAC長野パルセイロレディース応援ブログ2冊目

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