なでしこ1部での挑戦

バニーズ群馬FCホワイトスターは、2021年シーズンをなでしこリーグ2部準優勝で終え、プレーオフの末に昇格を勝ち取りました

2022年3月、なでしこリーグ1部開幕。バニーズの初戦はアウェーで、昨年1部準優勝のスフィーダ世田谷FCとの対戦。劣勢の中で新加入の椎野選手が決めたゴールを守り切り、開幕戦勝利を飾りました。

ホーム初戦は第2節。相手は昨年優勝の伊賀FCくノ一三重。

2部の頃にはなかった、各選手の幟旗が。

2部の頃から、グッズも増えました。

まだひとつだけですが、スタグルも。

スタグルが増えるには、観客数がひとつ基準になると思います。せっかく将来的に複数店舗来てもらったとしても、それぞれ赤字になっては切ないもので、ある程度の集客があって儲けが出て、店舗も増やせるものだと思います。

キャプテンは、引退した相沢優里選手から、昨年ゲームキャプテンを務めることも多かった高塚綾音選手へ。

試合は、小松選手のゴールでバニーズが先制するも、直後に追い着かれ、前半の内に逆転弾を喰らい、1-2で終了。昨年優勝の伊賀相手に惜敗でした。

試合後のキャプテン挨拶も伝統となり、高塚キャプテンが行いました。


第3節、ホームに迎えたのはオルカ鴨川FC。昨年チームを昇格に導いた立役者でもあった野田監督とエース兼重選手が移籍したチーム。兼重選手は古巣相手の試合で今シーズン初先発。

愛媛FCから地元群馬に移籍した、日本代表経験もある大矢選手。

彼女を含め、12人の新加入選手がチームに馴染むには、少し時間が掛かっている気がします。

試合は、兼重選手らしいゴール前のダイレクトシュートが決勝点となり、オルカが勝利。

群馬を応援し始めた時から期待していた兼重選手、元パルセイロレディースの鈴木陽選手や古舘選手、長野県出身の三田選手、そして少しご縁をいただいたキャプテンの浦島選手ら、オルカ鴨川FCも応援している選手が多いチーム。バニーズと試合が組まれ勝ち負けが付くのは、嬉しいような辛いような複雑な心境です。ともあれ、開幕ダッシュに失敗していたオルカはこの試合でシーズン初勝利。そしてここから4連勝、兼重選手も4試合連続ゴールと一気に調子を上げました。


第4節では広島でのアウェーを0-2で落としたバニーズ。第5節のスペランツァ大阪戦の会場は、なでしこ昇格以降メインで使っていたアースケア敷島サッカー・ラグビー場ではなく、前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場。2019年8月17日、神奈川大学戦以来の開催です。この試合は集客もあってイベントも多く、試合も5-1で大勝。シーズン通して勝率も良かった縁起の良い場所です。

懐かしの手動スコアボード。

スペランツァ大阪は、なでしこリーグの通算出場記録を更新中のレジェンド、中野選手を筆頭に、深沢選手、南山選手、保坂選手とベテランが多い印象。

試合は、25分に古寺選手のゴールでバニーズが先制。

つくばから移籍の古寺選手、そしてアシストの塩谷選手(東洋大から)と、FW2人の連携でFW登録選手の初ゴール。しかし後半に追い着かれ、バニーズにとっては悔しい引き分けとなりました。


第6節はアウェーで名古屋に敗れ、ホーム第7節は敷島に戻っての開催。

GKは、2節の後に小髙選手がケガで一旦離脱。その後リザーブに戻ってきたものの、3節以降はずっと田谷選手が先発。

この日、4試合ぶりの先発復帰となった小泉選手は、定位置のボランチではなくCBとしての出場。

ハリマには、元パルセイロレディースの巴月選手。左のウイング的な役割での先発(途中右に)でした。パルセイロレディースにいた2019年は、多くの選手が負傷離脱した影響もありボランチでもプレー。自身もケガを抱えながら最後まで戦ってくれました。ハリマ移籍初年度にUスタでの対戦で会って以来だから、1年8ヶ月振りくらいにプレーを見ることができました。

試合は、前半スコアレスからバニーズが54分に先制。右からの小松選手のクロスを、左から走り込んだ塩谷選手のヘディング。塩谷選手はアウェー名古屋戦に続き2試合連続ゴール。

その後、古寺選手のバー直撃シュートなどもありましたが、ハリマも反撃。

65分に葛馬選手の素晴らしいシュートでハリマが同点に追い付き、以降はかなりハリマが押したゲームになりましたが、GK田谷選手を中心とした守備陣が何とか凌いで1-1で終了。ハリマもスペランツァや日体大と同じく第7節時点で未勝利チームのひとつですが、この日の攻撃はそれを感じないくらいアグレッシブでスピード感に溢れていました。それでも1得点だけだったのは、まだまだ結果が内容に伴ってない証左なのかもしれませんが。

7節終了時点で、バニーズは1勝2分け4敗の9位。開幕戦で現在首位のスフィーダから大金星を挙げたものの、以降は6戦勝ち無し。

5節からの3試合は、その間2得点1アシストの塩谷選手を中心にようやく攻撃の歯車が回り出したように感じる反面、先制点をせっかく決めても間もなく失点してしまう・・・。7節の中でも逆転負け2つ、追い付かれての引き分け2つと、勝負弱さが見えます。

2部から昇格して初年度。これも経験と思う他ないですが、できれば降格争いは避けたい。折り返しまでの残り4試合で勝利できれば・・・。できれば中位でシーズンを折り返したいところです。

下忍のAC長野パルセイロレディース応援ブログ2冊目

続・AC長野パルセイロレディースを応援するブログ

0コメント

  • 1000 / 1000