苦難の3連戦(2)、ホームベガルタL戦

2019年10月30日、長野Uスタジアムを会場に、

2019なでしこリーグ1部第15節(順延による代替開催)

AC長野パルセイロレディースvsマイナビベガルタ仙台レディース

の試合が、19時キックオフで開催されました。

夕暮れの長野Uスタジアム。先行入場開始には間に合いませんでしたが、17時過ぎに入場。レディースのナイター開催は記憶にありません。こんな時間にスタジアムに入るのも、1週間で中2日3連戦を戦うことになったのも、全ては台風19号被災による延期→順延(詳しくはベレーザ戦の時の記事をご覧ください)による影響。大変ですが、悲劇のヒロインを気取っている余裕はありません。現実は厳しく、ここまで厳しくなったのもシーズンの積み重ねの結果。この日の試合、勝てば1部残留決定、負ければ入替戦or自動降格で最終節を迎えます。

代替開催でも、いつも通り橙宴さんと小林食品さんは出店。本当にありがとうございます。昼営業からの夜出店(出店者は試合4時間前とかに会場入り?)はさすがに疲れると橙宴の成澤店長も話していました。平日の夜が決まった後、色々な人たちの尽力で普段の試合と然程変わらない受け入れが為されたのは、忘れてはいけないことだと思います。

更にこの日は、長野市中心部の飲食店数店がダイナマイト関西さんを中心にタッグを組んだ「信州恩結隊」が北東コンコースで参加。炊き出しでも提供するおむすび+豚汁のセットや、うどんなど温かい食べ物を販売していました。

橙宴さんの名物「唐揚げ」と、おにぎり+豚汁の「恩結一式」で、この日限定のコラボ定食完成。おむすびには板海苔とぼたんこしょう味噌がセットで付いていて、お好みで具材とすることができます。

ちょっと少なめのお散歩写真。照明はあっても、いつもより失敗ピンボケが多かったのはナイター撮影と設定が合ってなかったからか。

いつもと違いウェルカムアートの場所には「がんばろう長野」。

支援物資受付のボックス。

ホーム入場口近くでは、中村選手・大久保選手・濱本選手が募金活動を行っていました。私も募金。

ここで私は一旦スタジアムの外へ。お隣のオリンピックスタジアムも照明が点けられていました。

外に出た理由は、年間1回のダイヤモンド会員権利「練習前ハイタッチ」利用の為。鈴木陽選手復帰戦か、1年で最も大事な試合で使おうと考えていたこの権利、復帰戦の方は残念ながら行かれなかったので、勝てば残留が決まるこの日に使おうと延期前から申し込んでいました。ところが行ってビックリ、この日のハイタッチ利用は私だけ。寂しいなあ。いや人数ではなくて、この大事な試合に送る出すのが私だけってのが。18:10集合はかなりハードル高いのは承知で(私は早めの切り上げ+高速道路利用で来ました。市内の一般道はこの時間混んでて無理)それでも、他にいなかったのか・・・。お陰でおっさん1人vsスタメン&リザーブ(GKは先に練習)という、有り得ないシチュエーションを経験させていただきました。

撮影OKをいただいたので、数枚撮影。ハイタッチかファン感かスタジアムツアー(クラウドファンディングのリターン)でないと立てない場所。しかもスタッフさん以外私だけ。エリンギを置いてあるタイミングで1人一般ピーポーが居るのは史上初?あ、或いは記念撮影に収まる方がいたか(笑)

無事?ハイタッチで選手を送り出し、終了。

避難所が同じ南長野運動公園内にあり、応援は鳴り物禁止。ツイートで触れている方がいましたが、試合前とかの音楽の方がうるさい気がしたのは私だけでしょうか?ナレーションとかもいつもより控えめにして気を付けていたのはこちらも感じたので、尚更違和感。別にずっと音楽鳴らしてなきゃいけない規則は無いし。選手メッセージとか、それこそ他チームからの応援メッセージの紹介とかでも良かったんじゃないかと思います。

マイナビベガルタ仙台レディースさんのサポーターさん。練習中、一列になって応援。

練習風景。

入場。この日の審判団は我々をアナザーワールドに誘ってくれました。コーナーの判定とか本当に訳わかんねえ。

スタメン記念撮影。

円陣後、古舘選手の背中に気合を入れる鈴木陽選手。

試合は、開始早々の6分にクリアボールをかっさらわれそのまま失点。パルL6選手に対してベガLの選手はゴール前に2人しかいなかったのに失点という、或る意味今シーズンを象徴するような悪い形の失点。

入場者数は1,083人。急遽決まった代替開催、平日ナイター。1,000人切ってどこで踏ん張れるかという戦前予想だったようですが、1,000人を超えました。これだけの人が、仕事終わりに、或いは仕事を休んで、応援に駆け付けてくれた。その意味をクラブ・選手も理解してはいるんでしょうけど。結果で応えて欲しかった。ちなみに、何故かこの日はボランティア参加者数の発表なし。観客よりも早くここに来て準備をしてくれた皆さんの発表、飛ばして欲しくなかった。

試合はその後も見せ場はほとんどなく、試合終了しました。

毎回誰かが泣いてるUスタジアムなんて見たくない。ブログを書いている今日、3連戦最後のノジマ戦にも負け、日体大Fが勝てば、勝ち点で上回られ2部への自動降格が決まります。

入れ替え戦になればチーム編成の始動が半月他より遅れる(皇后杯あるにしても。遅れることで1部か2部か分からないチームへの加入内定は渋られる・断られるなどありそう)上に、選手にも2試合上乗せのダメージなど、残留したとしても自動降格よりも来期は茨の道となる可能性もあります。

1シーズン、ホームで勝利が無いチームというのも、特に2016年には魔境とも呼ばれた長野Uスタジアム(あの年の快進撃、INAC戦があったからこそ、今も足を運ぶサポさんもいます)で勝利が無い。1部の残留/降格と同じくらい私にとっては深刻な問題です。最後に勝って、長野Uスタジアムでの初白星が最後に付くか、或いは黒星を積み重ねるのか。本日13時、ノジマステラ戦です。

下忍のAC長野パルセイロレディース応援ブログ2冊目

続・AC長野パルセイロレディースを応援するブログ

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