皇后杯、パルLvsメニーナ

2019年11月23日、佐久総合運動公園陸上競技場(長野県佐久市)を会場に、

第41回皇后杯2回戦

AC長野パルセイロレディースvs日テレ・メニーナ

の試合が、13時30分キックオフで開催されました。

前の試合(レッズLvs常盤木)の開始前に撮影した1枚。後輩の応援も兼ねて、パルセイロレディースの中村恵実選手が一足お先に会場入り、台風19号の被害に対する募金(地元佐久市やお隣の小諸市の小学生?中学生?)に協力していました。別の人が男の子に「ネットに載せられて有名人になるぞ~」とビビらせていましたが(笑)さすがにそれは止めときます。寒い中お疲れ様。

いつものように先にアップ開始、GK組。

ホームタウン佐久市での開催ということもあり、観客560人のほとんどがパルセイロレディースの応援。メニーナさんのゴール裏応援はお二人でした。でも、メニーナの応援は関東1部でも何度か見ましたが、少数精鋭な気がします。メニーナだけでなく、Jクラブの女子チームや下部組織のサポは人数が少なくても応援は凄く良く聴こえてきます。

メニーナのスタメン記念撮影。こっちを撮っていて久し振りにパルLのスタメン記念撮影撮り逃したのは内緒(笑)

大山選手や柏村選手らベレーザにも下部組織登録している選手は、ベレーザ&メニーナで今年6回目の観戦になるから、もう顔も特徴も覚えてきた。14番の大山選手は、この日もタッチ数とパスの精度は長短問わず両チーム1番じゃないかという出来。世代別の代表の常連だけど、数年後には他のベレーザの選手と同様、フル代表に選ばれるんじゃないかと期待しています。

パルセイロレディースの試合前円陣。

日テレ・メニーナの試合前円陣。

パルLの滝川選手を潰しにかかる、柏村選手(左)と松永選手(右)のメニーナ右サイドコンビ。中学3年生と、中学1年生。パルLの左サイドで先発した滝川&原コンビとのマッチアップは見ごたえがありましたが、メニーナが有利に進める局面の方が多かったかな?

柏村選手は、ベレーザでのリーグカップでもメニーナでも右SB(時々右SH)が主戦場。バランスが取れていて、尚且つサイドバックの位置から守備時にも攻撃時にも常に敵味方との距離を修正し続ける、万能な選手という印象。

松永選手は、夏のメニーナvsホワイトスターを途中観戦した時、サイドを物凄い勢いでドリブル突破(2得点?)していたのが強烈に印象に残っていて。この日も多少の球離れの悪さは見られたものの、常にパルLのサイド守備を混乱に陥れていました。

試合は、テクニックに勝り支配率を上げてサイドから迫るメニーナに対し、カウンターを仕掛けるパルLという展開。前半23分、それまで守備的MFの位置までポジションを下げていた横山選手がポジションを上げ始め、小泉選手が出した浮き球裏抜けパスに反応、そのままシュートに持ち込みパルLが先制に成功します。

前半は1-0で終了。しかし内容は押されていたパルLは、引き上げてくる時の選手も渋い表情。本田監督は、温存するつもりだった?鈴木陽選手と巴月選手を、鈴木里奈選手と滝川選手に代えて投入。中学から高校世代にはない、パワーを備えた2人で局面打開を図ります。

53分、右サイドの三谷選手から中央に絶妙なクロス。これに鈴木陽選手がヘディングを合わせパルLが追加点。サイドからの仕掛けがシーズン通してあまり上手くいってなかった(2年くらい同じこと言ってるかも)中で、可能性を感じるゴールでした。

しかし2-0とリードを拡げて間もない57分、メニーナのキャプテン岩﨑選手のパスに抜け出した土方選手がゴールを決めて2-1と押し返します。土方選手もメニーナから下部組織登録でベレーザでも出場している期待の選手。大山選手や柏村選手と同じ中学3年生です。

76分、後半から左サイドハーフに移っていた瀧澤選手がファーサイドへのシュート。GKが防いだこぼれ球を鈴木陽選手が詰めて3-1とし、再びリードは2点に。鈴木陽選手は後半だけで6本のシュートを放ち(チームトップ。横山選手は前後半で5本)存在感を示しました。

パルLのコーナーキック前、サインをチラ見しようとする?柏村選手と、途中出場の坂部選手。

試合は、そのまま3-1でパルセイロレディースが勝利しました。

両チームの得点者が並んで引き上げてきたんですが、既にリカバリードリンク?を飲んでいる鈴木陽選手の貫禄(笑)

佐久陸で1年振りの、勝利のラインダンス。

後半大暴れの鈴木陽選手。リーグ戦日体大戦以来の1試合2得点かな?しかも今回は途中出場で。文句なしのMVP。

同じく後半から出場、中盤で攻守に奮闘した巴月選手。シーズン開幕当初はサイドでの起用が多かったですが、チーム事情もあり今はど真ん中。今やパルLの屋台骨?

巴月選手と交代で退いた滝川選手。毎週試合が続いていることもあり、まだシーズン終盤から復帰して本調子ではないように見えます。

久々のフル出場で攻撃にリズムをもたらした瀧澤選手と、後半アディショナルタイムに途中出場した山岸選手。瀧澤選手のやんちゃ感が出てます(笑)

公式記録。後半のシュート数増加は、間違いなく選手交代と並びの変更がもたらしたもの。

次戦の日体大F戦でも、後半のチームなら最初から有利に進められるかなあ。と期待を抱いていましたが・・・。

佐久陸では、アウェーの時と同じように選手引き上げ&バス乗り込み時に短いですがファンサがあり、今年もそれを知っているサポが大勢残って選手バスをお見送り。昨年のここでのエピソードを皆で思い出して話したり。楽しかったなあ。

下忍のAC長野パルセイロレディース応援ブログ2冊目

続・AC長野パルセイロレディースを応援するブログ

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