首位との対決

2020年8月8日、 長野Uスタジアムを会場に、

2020なでしこリーグ2部第4節

AC長野パルセイロレディースvsスフィーダ世田谷FC

の試合が、17時キックオフで開催されました。

長野市開発公社とAC長野パルセイロの社運を賭けた?産直特産品販売「パルシェ」の宣伝ブース。麦わらが似合ってます。

この日も、マスクを着けてのお散歩。全員が出てくる訳ではありません。

Uスタに巣食う妖怪・・・ではありません。サポーター内では有名?な「青G」さん。

いつもは橙宴さんのお手伝いですが、今年は新型コロナウイルスの影響で橙宴さんが出店見合わせ。前の試合は仕事で来られず、この日が2020年初観戦だそうです。私が座っている近くで少し話をして、最前列の席に戻る途中に選手たちに手を振っているところを後ろから1枚。なかなか良い感じに撮れました。

ボランティア参加者は21名。いつもありがとうございます。早い方は5時間前から動かれているとか・・・。皆さんのお陰で有観客試合が戻ってきました。


先行のGK練習。

両チーム、スタンドへの挨拶。

スフィーダ世田谷FCの川邊監督。

ここまでの4試合で9得点/無失点と圧倒的な強さを見せ、スコアラーが7人と、チームとして個に頼らない好チームを指揮。昨年の筑北村サッカー場のこけら落としの相手をしていただき、良く0-4で済んだなというくらい完膚なきまで叩かれた痛い思い出が甦ります。もしかしたらもっと失点してたかも・・・(悲劇過ぎて記憶が改竄されている可能性)

AC長野パルセイロレディース、佐野監督。


FP練習は山岸夢歩選手と樫原トレーナー、GK練習は堤GKコーチと伊藤選手がそれぞれサポート。山岸選手はケガで戦列を離れていることを誕生日祝いのSNS返信で発表していました。

練習の様子。前の週は練習サポートに入っていた西林選手がリザーブに。

アップ終了後、散水。

この日は公式記録だと気温26.4℃、湿度85%。山沿いの方は雨が降っているようにも見えました。

7月になってから加入が発表された西林選手。公式Instagramでも選手紹介映像はなかったかな?となると、この日が初公開。

両チームスタメン。大久保選手が約10カ月ぶりの先発復帰。地元スポーツ紙には、前の試合で途中出場し良いプレーを見せていた川船選手の先発を示唆する記事もありましたが、2トップは前の試合と同じ。


微妙な距離をとりながら、選手入場、記念撮影。

円陣。

試合は、スフィーダのキックオフで開始し、最初のロングボールでいきなりCKをとられ、このCKをスフィーダの20番樫本選手に決められ、開始1分で0-1となります。確かコーナーの前がキックミス、コーナーそのものもふわっとした守備でリスタートの瞬間やばいなと思いました。しかし動画配信がないので確認はできません。以下『』内は蛇足。

『AC長野パルセイロレディースは開幕節の無観客試合を2部で唯一「有料配信」という形式を選択しました。1試合1,000円。他のスポーツのPPVと比べてもそこそこのお値段です。開幕節でお客が入れない試合が地元開催、私なら目先の損があったとしても土曜日の午後に再放送でお茶を濁している地元テレビ局に頭を下げて中継してもらうのがベストだと思うんですが、何かしら事情があるのでしょう。
第2節はアウェーでオルカ鴨川さんが公式Youtubeで無料配信。
第3節はUスタでの試合なのに、配信はmycujooを使いASハリマアルビオンさんが無料配信。
そしてこの日の第4節は、配信なし。
4節までのなでしこリーグ2部、全20試合の内、アーカイブがない2試合が長野絡み(開幕節は試合後の試合動画も期間限定、有料配信権利者のみ閲覧可能)という異常事態。5節と6節はアウェー、既に次の日体大FIELDSさんは無料配信を告知済み。6節の十文字VENTUSさんも恐らくmycujooの配信があるはず。次の第7節は佐久陸でのホームゲームですが、ここで長野が配信を放棄したら、今シーズン完全に配信無しでやるつもりなのか心配になります』


先制された後もずっと押し込まれ、何度も決定機を作られましたが、池ヶ谷選手のセーブやポストにも助けられ0-1のまま。22分、肝付選手のスローインから大河内選手のパスに中村選手がうまく抜け出して飛び出してきたGKの寸前で落ち着いてシュート。これが決まり同点に追い着きました。試合はそのまま給水タイムに。

ハーフタイム、泊選手に代わり川船選手。

泊選手は、前半の終わりに近い頃だったか、距離のあるミドルを打ったのが唯一のシュート。とにかくシュート本数が少ない。まだ完全復活には時間が掛かるのか、それともアウェーで突然覚醒して戻ってくるか。

後半開始前の円陣。遠慮がちに肘タッチの度に先輩に頭を下げていた川船選手に、池キャプテンから頭にグータッチ。

55分、同点弾を決めた中村選手に代わり、瀧澤選手を投入。

77分には、三谷選手に代わり藤田選手。

81分には、久々先発の大久保選手が、ファールの判定に抗議して勢い余ってイエローカード。

この日の入場者数、789人。前の試合とほとんど変わらず。

前述の通り配信が無いので、試合に来られない方は試合を観ることができません。地元のローカル番組がかろうじていくつかのシーンを放送してくれればありがたいくらい。

元々年齢層が高いと言われていた長野サポ。新型コロナウイルス感染症の影響をモロに受けて観戦を自粛している高齢の方(メインスタンドのライン上げろおじいさんは健在笑)も多いかと思います。

他にも、2部降格、横山選手と本田監督という客を呼べるスタープレイヤーとカリスマ監督の退団、長引くコロナの影響による露出不足(SNSなどでの露出で継続性があったのは選手紹介動画のみ。前年まで、本田監督の奨励もあって選手が積極的に参加(チームからの派遣)していた地元イベントは、イベントそのものが中止)など、集客低迷の理由はいくつか考えられます。2018年の悪天候時の開催で集まった1,300人くらいがコアサポと呼べる層だと思っていたので、現状の数字を見るとここも半減に近いのかなと思います。

後半ロスタイムには、住永選手に代わって、小泉選手が初出場。

試合は、そのまま1-1の引き分けで終わりました。

公式記録だとシュート数は5-13。ただ、その数値そのままに押し込まれたのは同点となる22分くらいまでで、そこから先は互角に近いくらい健闘し、特に後半は枠を外してしまい頭を抱えていた川船選手のシュート(そのチャンスを作ったのは瀧澤選手のドリブル)、繋いで最後はギリギリのタイミングでブロックされてしまった藤田選手のシュートなど、見せ場も多くありました。

ベンチから迎えに出る中で、既にベンチに下がっていた中村選手の背中を、常盤木学園の同年&パルセイロ同期入団の大河内選手がポンと触っていたのが印象的な1枚になりました。


試合後に【クラブからのお願い】がニュースリリースされました。

以下、本文より要点の抜粋。

「試合後に選手がスタンドのお客様にご挨拶に参りますが、その際、プレゼント等を選手にお渡しする行為について、お控えくださいますようお願い申し上げます。

現在、新型コロナウイルス感染症対応ガイドラインに則った試合運営、ならびに感染予防対策を行っております。

ご来場の皆様には、様々な点でご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。」

前の試合にも、知らずに渡そうとして他のサポーターに止められた方はいましたが、今回は止められた上で再度渡そうとした確信犯です。さすがに悪質だとクラブも判断したのでしょう。昨年までは当たり前のように行われていたことも、今は選手に、他のサポーターに、クラブに、リーグ全体に迷惑が掛かることを自覚してください。次は強制排除で良いと思います。

練習見学も再開しない。試合当日恒例だった売店前のファンサもない。勿論、握手もサインもない。歌う事も、頑張れと大きな声を出すことも憚られる。それでも、大勢の方の努力があって、有観客試合まで辿り着いた状況が今であることをお互い考え、やるべきことをやり、やっちゃいけないことはせず、スタジアムで静かにチームを後押ししましょう。



下忍のAC長野パルセイロレディース応援ブログ2冊目

続・AC長野パルセイロレディースを応援するブログ

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