プレーオフ前の予習(なでしこ1部⇔2部)

なでしこリーグの全日程終了後、プレーオフの対戦が発表されました。

大方の予想が当たり、2部優勝のJFAアカデミー福島は昇格基準外。これにより1部11位のアンジュヴィオレ広島の残留が確定。プレーオフは、1部12位の大和シルフィードと2部2位のバニーズ群馬FCホワイトスターの対戦となりました。

1st:アースケア敷島サッカー・ラグビー場、14時キックオフ

2nd:神奈川県立保土ケ谷公園サッカー場、13時キックオフ

詳細は各チームのSNSや公式サイトをご覧ください。両試合とも一般席の販売は当日券のみ、事前の販売はないようです。

既に両チームからも詳細が発表されています。

また、10月27日には「プレナスなでしこリーグ2021表彰式」が行われました。

バニーズ群馬FCホワイトスターは、2部準優勝に加え、フェアプレー賞と新人賞(佐藤亜実選手)を受賞しました。ずっとチームの主力だった佐藤選手を新人賞ってのは違和感ありますが、なでしこリーグ参戦初年度なので有資格か。

2部に関しては上記の他に、JFAアカデミー福島の優勝と3位の静岡SSUアスレジーナ、最優秀選手賞+得点王の松窪真心選手(JFAアカデミー福島)が会場でアナウンスされましたが、事前に詳細が出されていた通りベストイレブンの選出は無し。ですので、私が独断と偏見で2部ベストイレブンを選出してみました。

  • GK青柳麻理鈴(ノルディーア北海道)
  • DF湊明穂(ノルディーア北海道)
  • DF野間文美加(バニーズ群馬FCホワイトスター)
  • DF石川璃音(JFAアカデミー福島)
  • MF谷川萌々子(JFAアカデミー福島)
  • MF柳田詩織(福岡J・アンクラス)
  • MF小松未奈(バニーズ群馬FCホワイトスター)
  • MF太田萌咲(JFAアカデミー福島)
  • MF藤原加奈(静岡SSUアスレジーナ)
  • FW兼重紗里(バニーズ群馬FCホワイトスター)
  • FW松窪真心(JFAアカデミー福島)

アカデミーの濱野選手、群馬の高塚選手や佐藤選手、静岡の平野選手辺りも入れたかったけど、バランス取ってこの11人。

GKは、3強を押し退けてノルディーアのまりりん選手に。群馬や静岡とほぼ同じ失点数、そして3強以外の8試合では3失点と抜群の安定感。青柳選手のコーチングとセービングの賜物だと思います。

DFは、最も身長が高く守備も巧い湊選手をCB中央に、両脇をベテラン野間選手とU代表石川選手が守る3バック。セットプレー時の制空権も強そう。

MFは、谷川選手がど真ん中低めで司令塔。柳田選手と小松選手と太田選手がバランスを取りながら藤原選手が攻撃重視。ここも全員得点力があり、今シーズンは5人合計で28得点。

FWは、得点ランク上位2人のツートップ。

◆◆◆◆◆

さて、ここからは、対戦相手である大和シルフィードを見てみます。

1部での今年の成績は2勝8分け12敗の勝ち点14、得点23(ワースト3位)/失点41(ワースト2位)。

ただ、5/29セレッソ戦(2-3●)以降の試合を見てみると、2勝6分け5敗。5敗は全て1点差という接戦続き。接戦で勝てないのは消耗も激しいし一番悔しい思いをしてきたチームだと思うけど、シーズン中盤以降は大崩れせずどのチームともある程度戦えたという見方もできます。

大和シルフィードは最後の3試合で4得点していますが、こんな感じのゴールでした。

相手のバックパスミスを見逃さず

CKのこぼれ球

直接FKからのトリックプレー

ロスタイム、ラストプレーのCK


大和シルフィードの要注意選手は、背番号18、キャプテンの濱本まりん選手。

今年はシーズン序盤ではMF起用だったが、途中からFWに。最終的にはリーグ6位タイの7ゴールを決めた。シーズンラスト2試合の得点が両方とも濱本選手で、調子も良い。パルセイロレディースには2019年の1年間在籍していたが、ケガもあって得点はリーグカップのアウェーベレーザ戦の豪快なゴール(写真の時)だけだったかもしれない。今年は多分シーズンフル稼働。苦しむチームを支えた。小柄だけどコンタクトプレーに強い。群馬にとっては動画にあるようなFKでのトリックプレーやCKなどのセットプレーには十分に注意しなければいけない。

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