AC長野パルセイロでは、定期的にクラブとサポーターが意見交換をする「サポーターミーティング(以前の呼び名はサポーターカンファレンス)」、2018年は2回行われました。
1回目(3月4日開催)の様子はこちら。
2回目(8月18日開催)の様子はこちら。
リンク先からPDFを開き、要旨を読むことができます。
以前は議事録だったのですが、一人で8個くらい質問する空気読まざること山の如し的な方もいらっしゃり議事録も大変読みにくいので、遂に今年は1回目がディスカッション、2回目は事前質問制に変わりました。まぁその方が良いと思います。先日の本田監督のトークセッションでもしょうもない質問で時間潰れたし(女の子の質問の方がよっぽど良かった)、ウチの業界でもググレカス的な質問する奴が多過ぎて一時期事前質問制になってたり。最近また元に戻ったら空気読めない人に限って喜び勇んで手を上げて質問するんで困ったもんです。
色々文句言ってますが、一度もサポーターミーティングには出たことありません(笑)1回目の日は普通に仕事だったし、2回目は国体予選を見に新潟に行ってました(笑)サポーターミーティングに出た方のtweetを見る限り、事前通告の質問に答える形式の中で、現場での説明が文章ではだいぶ省略されているようで・・・。文言の省略だけでなく項目ごと?現場に出てないので断定は避けますけど。それでも文章内で気になる部分はいくつかありました。多少意見させていただきたいと思います。
現場のリクエストに合わせ何人かの選手にオファーを出させていただきましが、契約に至りませんでしたので、今ウィンドウでの補強はございません。ケガ人も何人か帰ってきますし、現有戦力でなんとか阪倉監督にお任せしたいと思っています。
優勝争いをするべくシーズン始めて、大変残念な勝点のまま中断期間を迎えた割には、「契約に至りませんでしたので、補強はございません(キリッ」って、あっさりし過ぎなんじゃないっすかねえ・・・。補強したから勝てるとも限りませんが、今年はJ1名古屋の様に風間監督の戦術がチームに浸透すると共に的確な補強をして大反転攻勢に成功したチームもあるだけに。
(運営面、危機管理・避難誘導について)
危機管理について、大災害、小さな事故などがありますが、マニュアルを作った中で対応を致しております。ですが、今季も若干連絡のところで不備があって皆さんにご協力をいただいて対応をしたということがありました。こちらも早急に運営サイドで反省をし、今後の再発防止に向けてまとめさせていただきました。避難誘導についてもマニュアルを基に実施したいと思っています。クラブスタッフは消防署が実施している講習を受講しておりますし、医師・看護師の方も試合時には常駐しておりますから、ケガ人の早期措置についても今まで通りしっかりとやっていきたいと思います。
例えば試合中に震度5弱(私が体験した最大。地面ごと揺れる感)以上の地震が起きた場合、スタッフとボランティアだけで数千人を誘導できるのか。現状、出来るようには見えません。分かり易い避難経路図の周知(スタジアム内掲示、またHPなどへの掲出)などが不足しているように思います。
(運営面、入場者数減少について)
皆さんへただ『来てください』というのを言うだけでなく、スタジアムで楽しい思いをしていただき、また来たいと思っていただけるようにすべく、いろいろなイベントを組んでいるつもりではございます。ただ、その内容が本当に良いものなのか、スタジアムグルメを含めて変化をつけていかなければならないと思っております。
レディースに関しては、正直イベント系を本気で取り組んでいるようには見えません。単にレディースに関わるスタッフの絶対数が足りないのか。ここから連勝して、最終節のホームゲームに優勝の可能性が残ったりすれば、クラブの全面バックアップとか見られるんですかねえ。クラブの本気が見たいです。
スタグルは前から思ってますが、常設店舗に「長野」感が少ない。コラボとか限定じゃないと長野に来た感じがしないってのは寂しいものです。
(運営面、シャトルバスについて)
100 台近くある駐車場からのシャトルバスについてのご意見につきましても、同時に多くの方がいらっしゃればいいのですが、数名の方のみをお乗せしてまた次の方は長時間お待たせするというわけにもいきませんので、なかなか現実的ではないという状況です
17時キックオフなら、時間を決めて3回(15時30分、16時、16時30分くらい?)迎えに行きますって書いておけば、それまで車内で待ってたり、バスの時間に合わせて駐車場に入ることも出来ると思うんですけどねえ。ダメ?
(ホームタウンについて)
ホームタウン活動においてなかなか活発化していない部分もありましたが、今年は多く選手を派遣したり、サッカースクールを実施したりするなど、数を増やせています。
東信地区への展開につきまして、佐久地区は非常にパルセイロとしては足が離れているというご意見もございます。我々もイベントなどを行うなど、何もしていないというわけではございませんが、アルティスタさんがホームゲームをやっているということで目立ってしまっているというのが現状でございます。あくまでも佐久市は我々のホームタウンですので、しっかり話し合いながら協力できることはして活動を広めていきたいと思っています。また、上田地区にもスクールを開校すべく準備を進めておりますし、東信地区への仕掛けもしていきたいと思っています
スクールや学校訪問はスタッフ、アカデミーコーチ、選手共にかなり増えたような気がします。この辺は素晴らしいと思います。参加した子どもたちや親御さんに来場プレゼント交換券とか割引券配るとかやってるんですかね?
佐久については、トップはスタジアムの基準で開催できなくなったのは分かりますけど、今年はレディースも1試合も組まれなかった(皇后杯開催は決まってますが)のが残念。カップ戦とかで開催すれば良かったのに、日程合わなかったのかなあ・・・。
そして、東信最大の都市であり、東信の中でも北信と境界を接している上田市。パルセイロサポーターも多く居て、上田駅前のチラシ配りに大橋さんが参加していたこともあると記憶しています。何とかして上田市と縁を結ぶことは出来ないでしょうか。上田市内は結構サッカー熱もあり、アルティスタと共にパルセイロのポスターを貼っている店舗も多く見かけます。地元の上田ジェンシャンのポスターを見たことないのが寂しい限りですが・・・。何より、イオン上田店にパルセイログッズを置いて欲しい!(我欲)某山の向こうのチームのWAONカードがびっしり並んでますよ!
(2020visionについて)
そして、アジアとの交流ですが、ベトナムとの話が少しずつ進んでおります。ベトナムからパルセイロレディースを招待したいという話もいただいているのですが、日程その他の問題もありなかなか実現できておりませんが、ベトナムと日本の女子サッカーの架け橋になってもらいたいという要請なので、検討を続けていきたいと思います。
最後に女子サッカーの普及に寄与するということですが、高校も含めて女子サッカーのチームも増えてきましたので、そことの協力体制も考えて行っております。今年から国体チームへの全面的なバックアップをして、長期的なビジョンで支えていきたいと思っています
こっちからベトナムに行くより、先ずは長野へ来てもらってUスタを見てもらったり親善試合をするなりしたらどうですかね?そのお返しに長野が行くなら賛成ですが。先に長野が行っても得るところはそれほどないだろうし、先方の客寄せパンダで終わる可能性もあります。
県内女子サッカーは、佐久長聖にチームが出来たり、松商が活躍したりと、徐々に土壌が出来つつあります。国体チームは監督の選抜の仕方にも拠りますが、今回はパルセイロレディース、大学生、高校生、中学生が混在したチームで、学生にとってはなでしこリーグ1部の選手と同じチームでプレーすることは、今後の糧になるんだろうなあと思いながら見てました。ただ、2022年から国体は青年男女が隔年開催、少年男子・少年女子はU-16チームで毎年開催とレギュレーションが変わることが決定しています。こんな危機感もあっての事だそうですが、世代間交流の場が一つ幕を閉じるのは寂しい限りです。
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