長野県高校女子サッカーの頂へ

2019年9月21日、長野Uスタジアムを会場に、

第28回全日本高等学校女子サッカー選手権長野県大会決勝

松商学園高校vs佐久長聖高校

の試合が、14時キックオフで開催されました。


決勝の組み合わせは、7月28日に行われた皇后杯予選長野県大会決勝と同じ。

この時は、松商学園が5-2で勝利。昨年の国体チームに松商学園の3選手(山本選手、小林選手、宇ツ木選手)が参加していたのが縁で、7月も今回も松商学園の応援に回りました。


佐久長聖というチームも、元パルセイロの監督さんやコーチが招聘され、創部3年目で全年齢対象の皇后杯で決勝まで進み、高校女子サッカーでも松商学園と双璧と言える立場だと思います。北信越2部リーグのライバルでもあり、今年の結果、共に1部への昇格を決めたと記憶しています。

AC長野パルセイロが関わる提携事業で、佐久長聖から2名の選手が参加するなど、新しい企画にも積極的。この日は、MFの毛利選手が試合に出場していました。

また、松商学園の小林選手、佐久長聖の草場選手、佐藤選手、小林選手は、現在の代表の主流である日テレ・ベレーザの源流、日テレ・メニーナ・セリアス出身。揃ってこの日の決勝にも出場していました。


序盤は松商学園の試合の入りが悪く、逆に佐久長聖は左右の揺さぶりやタテパス一本が結構繋がったりで、佐久長聖優勢で進みました。特に前半は、人がいないスペースを巧く使いテンポ良く長短のパスが繋がっていました。

後半に入ると、松商学園もカウンターから11番山本選手と10番小林選手のワンツーで決定機を作るなど、徐々に押し返しはじめます。しかし、先制点を決めたのは佐久長聖。後半23分、右サイドの崩しから中央を経由して左サイドまで流れたボールを8番の小瀬選手がニアサイドに決めました。

しかし4分後、中盤の底でボールを散らしていた宇ツ木選手が右サイドでボールをもらい、どこにパスを出すかと思ったら・・・30m以上あろうかという位置からロングシュート!これが決まって松商学園が同点に追い着きました。

昨年の国体北信越予選準決勝ではヘディングでのゴールを見せてもらった宇ツ木選手。それ以上に、このロングシュートは、本当に凄かった。今までで一番カッコ良かった(笑)Uスタのロングシュートというと日本代表横山久美選手の代名詞のようなものですが、宇ツ木選手のシュートもそれに匹敵するぐらいのインパクトがありました。

試合は1-1のまま10分ハーフの延長戦に。延長前半、宇ツ木選手のCKから9番西牧選手がゴールを決め、これが決勝点となり松商学園が延長の末、この大会6連覇を達成しました。

松商学園と佐久長聖の2チームは、共に高校女子サッカー北信越予選に挑みます。

松商学園の相手は、富山県第1代表の富山国際大学付属高等学校。10月12日12時30分キックオフ。

佐久長聖の相手は、新潟県第1代表(未定、開志学園が有力?)。同日10時キックオフ。

場所は両試合共に富山県滑川市の日医工スポーツアカデミーです。

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