降格の淵へ、伊賀戦

2019年9月14日、長野Uスタジアムを会場に、

2019なでしこリーグ1部第12節

AC長野パルセイロレディースvs伊賀FCくノ一

の試合が、17時キックオフで開催されました。

リーグ戦再開から2連敗のパルセイロレディース。残留争いで優位に立つ為にも、まだホームのサポーターに勝利を今シーズン(カップ戦も含め)届けられていないことからも、この日は勝ちたい・・・。ところでした。

ボランティアさんによるエントランスアートも、伊賀を意識した手裏剣は控え目に、勝ち点3が欲しいという願いが伝わってきます。

この日はスタジアム内にアルクマもお忍びで登場?明治安田生命さんのプロジェクトのお手伝いをしていました。

毎度お馴染み、ゴール裏からバックスタンドまでの数ヵ所にあったクロスワード。

いつものバックスタンド出店「橙宴」さん。メンチ勝つマフィンのカレーソース増量中。

パルセイロレディース選手のお散歩タイム。前日に特別指定登録された小山由梨奈選手も登場。

「カウントダウンNP」。ネタ切れなのか、マンネリ化を感じます。ケガ人結構いるのに選手ゲストもなく、音楽をかけ続けるだけのような・・・。せっかくスタメン予想の貼り出し始めたんだから、大橋さんによる相手分析とか、選手やスタッフにカメラ持たせて中継とか、シーズン前半は写真紹介(私のも勝手に使われた笑)とかやってたんだからHPで前節の写真募集するとか、他にも出来ることは沢山あると思うんですけど。その辺も、今年のやる気をイマイチ感じなくなった原因かなあ。外周のスタグル(グルメスクエア)が出店ゼロになったり、どんどん先細ってる感じがクラブ全体からします。

GK先行練習挨拶、FPメインスタンド挨拶、全員でのゴール裏挨拶。

伊賀の選手も練習前、メインスタンドアウェー側に挨拶。

森仁美選手。スフィーダ時代から得点力の高い選手だなあと思っていたので、パルセイロレディースも警戒していたはず。なんですが。

昨年までパルセイロレディースに所属していた西川明花選手。古巣との(因縁の)対決となります。9月だし。翌々日に国体の舞台でフルボッコにされた相手(三重県代表≒伊賀)に、長野の10番が引き抜かれるとは。

伊賀の大嶽監督と、長野の本田監督。

パルセイロレディースの練習風景。

明治安田生命さんのキャラクターも登場。そういえば昨年の明治安田生命長野支社プレゼンツデーも9月だったような。そして負けてしまった(´;ω;`)

選手入場前、手前の方のレディースタオマフ越しに、ゴール裏。

パルセイロレディースの記念撮影、円陣。

伊賀FCくノ一の円陣。

何故かハイタッチ中に池ヶ谷選手に激突される大河内選手(笑)

ゴール裏のコールに応える横山選手。

両チームスタメン。

前半、異議で小泉選手に警告。この試合は、悪い意味で主審・副審が目立つゲームになりました。試合自体は、両チームの最前線、長野の鈴木陽選手、伊賀の道上彩花選手がボールを良く繋げていたことで特に前半は一進一退のゲームになっていたと思います。

前半は0-0、後半開始前の円陣。

濱本選手との交代で、特別指定選手登録したばかりの小山選手が初出場。FWにケガ人続出で可能性はあるかもと思ってはいたけど・・・。驚きました。

更にその数分後、外に出たボールが伊賀ボールになったこと?で抗議をした小笠原ヘッドコーチに警告が出されます。「異議」とだけ書かれていますが、主審へのものだったのか第4審判へのものだったのかはっきりしません。小笠原ヘッドコーチと第4審判は、これ以前にも前半から激しくやり合う場面もありました。

また、場内のフラストレーションを増幅した要素の一つに、大河内選手へのファウルがあったと思います。ポジション的に対面となる安斎選手がかなり激しくプレスを掛けていましたし、それ以外にも数選手からファウルを受け、試合が中断することも2度ほどありました。伊賀からすれば、前節DFラインからアシストを決めた大河内選手を自由にさせないのは当然。ただし、それをノーファウルなのかファウルなのか警告に値するのかを決めるのは審判団。

蛇足ですが、この3連休で行われた1部の5試合で、ベレーザ対ノジマステラでもノジマのアシスタントトレーナーに警告が出ています。執拗な抗議に対しての警告は必要ですが、必要以上にゲームを荒らし悪目立ちしている一因が自分たちにあることを、そろそろ審判団は自覚した方が良いのではないでしょうか。プロリーグ化の話がありましたが、この辺を改善せずにプロ化は有り得ないと思います。

この後、横山選手がPA内でスライディングをされ倒れるもホイッスルは無し。スライディングだけ見るとボールに行った上で足が掛かったか微妙な、と言いたいところですが、手が完全に掛かっているように見えます。中継はなかったので、自分が撮影した写真と、地元テレビ局で放送された「信州スポーツ!一刀両断」での映像(このシーンは放送に入っていた)で確認するしか出来ません。副審は目の前で見ているはずなんですが。プレー中の映像なんで掲載できないのも残念な限りです。

その数分後、パルセイロレディースはCKから失点。森選手のヘディングでのゴール。その前に飛び込んだ畑中選手もノーマークで、このシーンを見る限りはCKの守り方に問題があると言わざるを得ません。後ろから飛び込んだ畑中選手と、前に居て戻り気味にヘディングを合わせた森選手に対し、反応できていませんでした。手前の数分で集中が切れたとすれば、それは自分達の甘さに他なりません。

入場者数1,577人、ボランティア22人。

ウォーキングイベント参加者、明治安田生命関係者の方々が来場していたことで、前の浦和戦より少しだけ増えています。けど、これがなければ恐らくマイナス。今シーズンホーム未勝利、内容もストレスを増すだけに、なかなかリピーターになってくれたり、或いは新規を誘う要素に乏しいのが実情です。

結局、試合は0-1のまま終了。

選手は頑張っていても、プレーの何処かに、チーム戦術の何処かに、或いはクラブの集客やイベントに、甘さが見え隠れする最近のパルセイロ。冗談抜きで降格がすぐそこに迫っています。しかも勝ち点の少なさやホーム未勝利などを考えれば、17節勝利まで降格や入れ替え戦の可能性を残していた2017年よりも事態は深刻です。次節は、お互い後半戦3連敗の日体大とのアウェー直接対決。これを落とすと、ほぼ降格or入れ替え戦は避けられないくらいの一戦になりそうです。このまま付け焼き刃の3バックで挑むのか、人の配置を変えるのか4-4-2に戻すのか。色々な不安要素を抱え込みながら、明るい要素が「アウェー」だということに寂しさを感じずにはいられません。

多くの人が語り草にする、6,000人を超える大観衆の後押しを受けて、0-2から逆転勝利をもぎとった2016年INAC戦の長野Uスタジアムは幻だったのか。あの年は、昇格1年目で殴り合いサッカーを展開、敵味方問わず多くの人が長野のサッカーはこういうものだと印象付けられました。今は全く違います。今年前半にチャレンジした、ハイプレスを軸に据えた若さを前面に押し出したサッカーも、どちらへ置いてきたのか。日体大とはカップ戦も合わせ今シーズン3試合戦って1勝2敗。勝ちはリーグカップでのアウェー。その時の再現を狙えるかどうか。

下忍のAC長野パルセイロレディース応援ブログ2冊目

続・AC長野パルセイロレディースを応援するブログ

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